なんとなく体がだるい、お腹の調子が悪いなど、このような夏バテと良くにている症状が、実は夏に多い内臓型冷え性の可能性があるそうです。
冷え性の症状と言うと、手足の先など末端が冷たくなると言ったイメージですが、内臓型冷え性は手足が冷えていない人でも起こっている可能性があるそうです。ここでは、内臓型冷え性とはどんな症状なのか、どんな人がなりやすく、どんな対策をしたらいいのか見ていきたいとおもいます。
[cc id=”724″ title=”ディスプレイ広告”]
内蔵型冷え性の症状・原因
夏になると恋しくなる、冷たい飲みものや、かき氷、アイスクリームなど、このような冷たい食べ物や飲み物を食べるとお腹の中は冷えてしまいますが、これは誰でも起こることで冷え性ではありません。
しかし、冷たい物など食べなくても、体から熱が逃げやすくなり、体の中心部の熱がどんどん外に出て行ってしまい、体の内部が冷えてしまう症状のことを内臓型冷え性と言います。
私たちの体は、寒い時は血管を縮め、暑い時には血管を広めて、体温を調節する働きを自律神経が行っています。
ところが、何らかの原因で自律神経が乱れやすくなると、体温コントロールがうまくできなくなり、血管が異常をおこして冷えた血管が内臓に流れやすくなり内臓が冷えてしまうのです。
自律神経が乱れてしまう原因は、体質やストレス、不規則な生活のほかに、夏の暑い時期に、室内の温度と外の温度の気温差についていけなくなり自律神経が乱れやすくなることが考えられるのです。
体の中が冷えてしまうと、内臓機能の働きが悪くなり、腹部に痛み、便秘や下痢、倦怠感、食欲減退、特に女性は、膀胱炎、生理不順、不妊症を起こす場合があります。
このように、手足は温かいのに体の中だけが冷えている内臓型冷え性、実は女性だけではなく男性にも多い病気なので男性も注意する必要があります。
内臓型冷え性になりやすい人とは
内臓型冷え性には、体温が36度2分以下の低体温の人や睡眠不足、男性だと仕事などで不規則な生活やストレスが溜まりやすい人や暴飲暴食の人はなりやすいので気を付けましょう。
また、内臓型冷え性かどうか自分で簡単な見分けることができますのでご紹介します。へその上の部分と下の部分を触ってみてください。へその上のから部分が明らかに冷たければ内臓型冷え性の可能性があります。
内臓型冷え性の対策について
対策方法は、毎日15分くらいのウォーキングをして基礎代謝を上げることや、階段の上り下りなど筋肉量を増やす簡単な運動をして血流の流れを良くしましょう。
食事の際には、温かいスープや鍋などは体が温まりおすすめです。その際に薬味として生姜や唐辛子をプラスしたり、良質のタンパク質である赤みの肉、豆腐、魚などは熱を発生しやすいタンパク質なので体の中の熱を逃げにくくする効果があります。
また、外出から帰ってきて際には、一気に冷房を入れて冷やしたくなりますがそれは止めましょう。冷房を入れる際には外との温度差をなるべくなくすことが大切です。
体が冷えやすい方は、冷やさないようにお腹には、腹巻きや毛糸のパンツを利用したり、足を冷やさないように靴下、レッグウォーマー、タイツなどを利用して冷えから体を守りましょう。
近年の夏は猛暑が続いており、夏の暑いところで冷えたビールを飲むと格別に美味しいですが、これも体の中から冷えてしまう原因となるのでビール好きには残念ですが冷えたビールは控えましょう。
[cc id=”724″ title=”ディスプレイ広告”]