ラジオ体操が作られた理由


国民的体操といえば、子供のころから実践していたラジオ体操です。日本では知らない人がいませんよね。

ラジオ体操の思い出と言えば夏休みの早朝・・・近くの公園に集まって眠たい目をこすりながら運動しました。懐かしいですね。。。

そもそもラジオ体操は、日本ではなくてアメリカの生命保険会社が、1925年にラジオ放送による健康体操が実践されたのがはじまりなんだそうです。

日本では、1928年(昭和3年)に当時の逓信省簡易保険局が「国民保健体操」として制定。それから80年以上も多くの国民が実践してきた歴史のある体操です。

ラジオ体操の目的は、日本人の体格向上が目的で国民すべてが行うべき運動として、

  • 老若男女を問わず
  • 誰にでも平易にできる
  • 内でも外でも、いかなる場所でもできる
  • 多少趣味的な

をコンセプトに誕生しました。

皆さんはそのラジオ体操、最近やっていますか?
と言うのも、実はラジオ体操は私たちが思っていた以上にからだには良い効果があるんです。

ラジオ体操は人間の体をまんべんなく動かすために必要な運動を組み合わせてつくられていて、健康な人ならだれでも手軽にできるように考案された運動なんです。

これを毎日続けることで、加齢や生活習慣が原因の体のきしみを取り除き、人間本来がもっている機能を維持する効果が期待できるそうです。

さらに、真剣に毎日実践すると、ダイエット効果もあるのではないかと思うのです。

平成12年に日本体育大学の浅岡直美さんが「ラジオ体操についての一考察」というテーマで調査した論文をご紹介します。

ラジオ体操(第一・第二)の効果について「十三種類の運動によって全身を動かし、ふだんの生活では使用しない筋肉や関節、骨に影響を与える。
特に筋肉や関節を十分動かすことによって柔軟性の向上、血行増進からの肩こり、腰痛の予防・回復を期待することができる。
また、骨に刺激を与えることによって骨の成長・活性化を促し骨密度低下の予防・回復も期待することができる」

とあります。

改めてラジオ体操の凄さを再認識。

最近はインターネットでネットの環境が整ったところなら、パソコンで検索すればいつでも動画で見て実践できます。
ラジオ体操を第一、第二と運動しても6分くらいで終了。
仕事の息抜きのつもりでも、毎日実践してみてください。体のラインがスラットするのを実感することができるかもです。

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