野菜売り場でピーマンをみると、緑色のピーマンと赤いピーマンが一緒にビニール袋に入って売られている事があります。
赤いピーマンと緑色のピーマンは同じ種類なんだろう?違いはあるのだろうか?
どうしてピーマンが赤くなってしまったのか疑問に思ったことはありませんか?
TV番組『教えてもらう前と後』に、野菜ソムリエプロの方が出演して、どうして赤いピーマンが誕生したのか、栄養などの違いについて解説していました。
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どうしてピーマンが赤くなるの?
実は、緑のピーマンが完熟してくると赤くなり、赤ピーマンは同じ種類のものなんです。
ですが、赤ピーマンと緑のピーマンでは大きく違う点があります。それは甘みです。赤ピーマンは熟されているので苦味成分が減少され甘くなるそうです。
番組では緑のピーマンと赤ピーマンの糖度を測定してみました。
【糖度】
・緑ピーマン・・・4.3
・赤ピーマン・・・8.1
それだけではありません。実は栄養面でも赤ピーマンの方が優れているんです。
- ビタミンC 緑・・・76mg 赤・・・170mg
- ビタミンE 緑・・・0.8mg 赤・・・4.3mg
- βーカロテン 緑・・・400μg 赤・・・940μg
※出典:日本食品標準成分表 2015年(七訂)
いかがでか、赤ピーマンの方が断然栄養価も高いですよね。
ピーマンを作っている農家の方も毎日赤ピーマンをスムージーにして飲んでいると話されていました。
番組でも出演者に生の赤ピーマンを食べてむらいました。すると、
・メチャあまーい
・食べた瞬間で甘い
・フルーツのよう
・ピーマンの香が少ない
などの感想がでていました。
また、栄養を無駄しないピーマンの切り方ですが、ピーマンの繊維は縦状に入っているので、縦切りにした方が繊維が壊れにくく栄養素が残っているとの事でした。
赤ピーマンが甘くて美味しくて栄養価も高いとなれば人気になって、スーパーでも売り切れになってしまい見かけることが少なるかもしれないですね。
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