TV番組『教えてもらう前と後』カラダに良いお風呂の温度とお肌に優しい洗い方


寒い日が続いています。体が温まると言えばやっぱりお風呂ですが、皆さんはどの位の温度のお風呂に入っていますか?

TV番組『教えてもらう前と後』では、温泉やお風呂を研究している東京都市大学教授教授の早坂信哉先生が登場しカラダに良い温まるお風呂の温度とお肌に優しい洗い方を解説していました。ここでは、その内容をまとめています。
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カラダに良いお風呂の温度は?

番組では、40℃と42℃のお湯のお風呂に同じ女性が日にちを変えて入浴する実験をしました。

入浴前と後の血圧を測定

ます血圧から測定しました。

【1日目:42℃のお湯に入浴】
入浴前の血圧を測定すると上が117、下が70です。
42℃のお湯に入浴して入浴後に血圧を測定しました。すると上が128、下が73。入浴後は血圧が上昇しました。

【2日日:40℃のお風呂に入浴】
入浴前の血圧は上が110、下が64です。
40℃のお風呂に入浴後測定すると、上が115、下が62です。ほぼ血圧は変わりません。

カラダの表面温度を測定

次に、カラダの表面温度の違いをみてみました。40℃と42℃のお風呂にそれぞれ10分間入浴した後にサーモグラフィーで測定しました。

入浴直後、42℃のお風呂に入浴した後の方が40℃のお風呂に入浴した時よりもカラダ全体が赤く温まっていました。

しかし、入浴30分後は40℃のお風呂に入浴した時の方が、胸・脚・腕の温度が持続していました。

これについて早坂先生の見解によると、人間の身体は体温を一定に保とうと働くので、一瞬体温は上がりますが、お風呂から出ると急速に体温を下げようと働くので、温まりは長く続かない。温度が高いからと言ってカラダが温まるわけではないとのことでした。※個人差があります。

また、スタジオのゲストの博多華丸さんから、最初は40℃位のお湯に入って徐々にお湯の温度を上げて最後は43℃位の温度にして入浴するのが好きだと話すと、

先生は、徐々にお風呂のお湯の温度を上げていくのであれば、そんなに血圧は上がらない。と話ていました。

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半身浴は効果がない!?

ダイエット目的で半身浴をする女性も多いかとおもいますが、早坂先生の話によると、半身浴は汗はかきますが、カロリーの消費はあまりないとの事。

汗をかいても、半身浴の場合は外から熱をもらってかいているので、運動してカラダの中から汗をかくのとは違うそうです。

早坂先生が推奨するお風呂の温度は?

実験の結果を見ても、血圧の上昇をなるべく抑えた健康的に安全に入浴するなら、40℃以下のお湯に10分以下の全身浴がおすすめです。血圧の上昇も穏やかで体全体が温まります。

42℃以上の高温での長時間の入浴は、のぼせやヒートショックの危険があるのでおすすめ出来ないとの事でした。

お肌に優しいカラダの洗い方

我が家でも、私は石鹸をネットで泡立てて手で全身を洗っています。ですが、夫は、ビニールのタオルでゴシゴシ洗わないと気がすまないと言いゴシゴシ洗うタイプ。

人によってそれぞれ洗い方が違います。みなさんは、どのようにしてカラダを洗っていますか?

実は、手で体を洗う方がお肌には優しい洗い方になります。番組はタオルで6日間洗った後の肌と手で6日間洗った後の肌を検証しました。

マイクロスコープで肌を検証してみると、手で洗った方はお肌のキメが細かく整っていましたが、タオルで洗った方はヤスリをかけたみたいに角質が剥がれてキメが失われていました。

お肌を守っている角質層はとても薄くラップ1枚分とも言われているそうです。そこをタオルなどで擦ってしまうので角質が剥がれてしまいます。こうなってしまうとお肌の保湿を保っているうるおい成分が失われてしまいお肌はボロボロになり痒みが出る事もあるそうです。

【注意!】
手洗いする時に、液状のボディーソープを直接肌に塗らないようしましょう。洗浄液は刺激が強めになっています。ネットを使って泡立てたり、泡になって出るポンプボトルなど使ってしっかり泡立てから、その泡を手にのせて優しく洗いましょう。

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