水の種類は大きく分けて3つに分かれる!

私達が普段なにげなく口にしている水にはいくつかの種類があります。日本では、現在、農林水産省により大きく分けてミネラルウォーター、ナチュラルウォーター、ボトルドウォーターの3つに分けられています。

例えば、一番身近なものでいうと蛇口をひねれば出てくる水道水はボトルドウォーターになります。日本の水道水は安全なことで知られていますが、買って飲む人も少なくありません。

お店で販売されている水はミネラルウォーターとナチュラルウォーターが一般的ですが、これらを同じものと思っている人も少なくありません。どちらも特定の水源から採水された地下水を原水としていますが、水は含まれる成分によって分類されており、いろいろな分類の方法があります。

例えば硬度で分けるなら硬水と軟水に分かれますが、この硬度とは水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で決まります。硬度が100未満なら軟水、100から300未満は中硬水、300以上は硬水です。

ちなみに日本で採取される水のほとんどが軟水であり、硬水はヨーロッパ地方や北米に多いと言われています。そのため硬水を飲みなれない日本人は、多量に硬水を摂取するとお腹が緩くなることがあるので注意が必要だと言われています。とはいっても硬水が良くないということではなく、硬水には硬水の良さがあり、軟水には軟水の良さがあります。

水は処理方法が違う

また、水はその殺菌処理の仕方によってもいくつかに分類されています。

原水をろ過、沈殿、加熱殺菌のみをしたものはナチュラルウォーター、それ以外の処理を行ったものはミネラルウォーターといいます。ろ過、沈殿、加熱殺菌以外の処理とは、例えばミネラル分の調整、オゾン殺菌、紫外線殺菌、そして水に酸素を供給して浄水するばっ気などの処理を指します。

また、複数の原水を混合したものもミネラルウォーターとなります。特定の水源から採水された地下水をろ過、沈殿、加熱殺菌により処理したものがナチュラルウォーターですが、この原水となる地下水にミネラルが含まれるものをナチュラルミネラルウォーターといいます。

農林水産省ではこのようにミネラルウォーターとナチュラルウォーターを分けていますが、私たちが一般的にミネラルウォーターと考えているのはナチュラルミネラルウォーターの方ではないでしょうか。

より自然に近いミネラルウォーターを選びたいなら、表記を確認するといいかもしれません。一口に水といっても、原水の成分や処理方法により分類されています。ただし、これは日本独自の基準によるものであり、国によって基準が違うため輸入された水はこれには当てはまりません。

ヨーロッパはミネラルウォーターの先進国とも言われていますが、それだけあって日本よりも厳しい基準となっています。採水地の環境を万全として殺菌をせずに自然な水そのままを、ナチュラルミネラルウォーターとしています。もちろん安全性は確かで、水に含まれる生菌数を限定し、ミネラル分の基準値をクリアしたものだけが流通しています。

水の種類のまとめ

ナチュラルウォーター
日頃よく目にしたり耳にしたりするナチュラルウォーターとは、原水を沈殿、ろ過、加熱殺菌したものです。ナチュラルウォーターの原水は特定の水源から採水された地下水であることが条件です。ナチュラルウォーターでミネラル成分が含まれる地下水を原水としたのをナチュラルミネラルウォーターといいます。
ミネラルウォーター
さらに、ナチュラルミネラルウォーターのうち、ミネラルの調整を行ったり、加熱殺菌以外の殺菌や除菌処理などを行っているものをミネラルウォーターといいます。
ボトルドウォーター
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター以外の水がボトルドウォーターです。ボトルドウォーターとは地下水を原水としない水を指し、例えば、一番身近なものでいうと水道水はボトルドウォーターになります。その他に純水、RO水、ピュアウォーター、蒸留水などがあります。

また、水の種類をもう少し細かく分類してみると水道水の他、還元水、水素水、天然水、海洋深層水、電解水などがあります。それぞれに特徴や性質、成分の違いなどがあり、利用方法も違います。目的に合った水を選ぶことをおすすめします。